2007年05月28日

日産ディを”日本IBM”に 次期社長の竹内氏は「タフな行動派」

<日産ディを”日本IBM”に 次期社長の竹内氏は「タフな行動派」>

スウェーデンの大手トラックメーカー、ボルボの傘下になった日産ディーゼル工業に新社長が誕生する。
仲村巌社長(64歳)の改革で破錠の危機から脱した日産ディの舵取りは開発部門担当の竹内覚専務(61歳)に託される。
6月下旬の株主総会を経て、日産ディはボルボのアジア地域担当として安定的な成長を目指す。

●新社長は?
「強い社長とは、ケチで、せっかちで、小心だ。」
記者会見の場で竹内専務は社長の理想像をそう語った。
穏やかな語り口だが社内の評価は「タフ」。現場を知る行動派である。
●なぜ今、社長交代?
仲村社長は、古巣の日産自動車で開発担当の常務として、カルロスゴーン社長の下、日産のV字回復を支えた。
日産ディの再建も日産と同様にV字である。
危機を脱した今、「これ以上やるとワンマンの弊害が出る」と話す。
●なぜボルボ傘下に?
縮小する国内市場での売り上げ増は今後望めない。
活路は海外市場だが、世界的に厳しくなる排ガス規制に対応するためには、1社単独の研究開発だけでは難しい。
そこでボルボグループという強者連合に加わるという選択肢を選んだ。
TOBにより日産ディはボルボの子会社となった。
●今後の展望
仲村社長は「日産ディーゼルは、これから日本IBMのような企業になる」と語った。
外資企業でありながら独立した企業のように経営する日本IBMの姿に日産ディの未来を重ねたのだろう。
ボルボのレイフ・ヨハンソンCEOは「日産ディのブランドを生かしてアジアでの販売のリーダーシップを取ってもらいたい」と語る。

マツダも米・フォードの傘下で経営改革を進めたが、経営安定までに多くの時間が費やされた。
現在は親会社に影響を与えるほど経営が健全化している。
日産ディはどうであろうか。

「情報元:日経ビジネス 2007年5月21日号」
posted by ミスターI at 12:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スポンサードリンク

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。